2022/04/11
全国各地に様々な塗装会社やリフォーム会社がありますが、施工方法・工事の管理体制・メンテナンス方法は会社によって違いがあります。
リフォーム業は〈クレーム産業〉とも言われております。
特に塗装工事においては、塗りたてだとどこの会社に頼んでも綺麗ですが、年数が経過するとともに劣化が出始めます。
一生もつ塗料はありませんが、各塗料メーカーが公表している期待耐用年数に可能な限り保たせる施工をすることが重要であり、みなさんが知っている「3回塗れば効果を発揮する」という問題ではありません。
では、メーカーの期待耐用年数に可能な限り保たせる施工はどうしたら良いでしょうか…
答えは、使用材料のカタログ内の一番最後に記載されている『標準施工仕様書』『施工上の注意事項』という部分になります。
これを守って塗装をしているのは当たり前のことだと思っているかと思いますが、実はそうではありません。
実際の現場では、職人さんの今までの現場経験や感覚で材料を混ぜたり、工程間の間隔をおいたりして塗料を塗っているのが現状です。
材料も新しい物や今までの商品が改善されたりと、塗料の取り扱い方法も商品によって様々です。
真面目な職人さんや一級塗装技能士の資格を持った職人さんが3回塗っても不具合が起きる可能性があるのが、この塗装工事です。
3回塗るのが正解ではなく、『標準施工仕様』『施工上の注意事項』の通りに施工をすることが正解であり、その正解に導く為の管理が塗装工事に最も重要な事です。
その為ベストホームでは、現場に毎日確認に行く事・工事中の検査を大切にしており、〈現場ファースト〉を確立すべく、この管理という部分に一番スタッフを多くしています。
大きな金額がかかる塗装工事、塗装工事で失敗してほしくないので、もし塗装を検討されている方が見られましたら、ぜひ参考にしていただければと思います。
前回のブログはこちら! →【アステックペイント全国加盟店会議】