2023/02/10
1月は雨や雪の影響で年始に着工した御客様の工事が1軒しか終わらないという過去に例を見ない悪天候なひと月となりました。
塗装工事は基本的に気温5℃以下、湿度85%は塗装不可と言われてます。
では冬場は塗装工事ができないかと言うと、そうではありません。
ただ塗料には間隔時間(乾燥時間)と言うものが、各種塗料に定められてます。
間隔時間とは工程内での間を空ける時間の事を言い、この間隔時間を開けずに次の工程(塗装)を行うと、どうなるのでしょうか。
この時間を守らずに次の工程を行った場合、塗膜の縮みや乾燥不良、艶引けなどの不具合が起きる可能性が高まり、また前工程で塗った塗料となじんで(微妙に溶解して)しまい、結果的に十分な膜厚(塗膜の厚み)が確保できない場合があります。
また施工現場では天候や環境など多少のイレギュラーがつきものです。
さらには降雨後や低温下では長めの間隔時間を取る。冬場の屋根施工は夜露や霜などの影響もあり施工時間の制限など現場判断も重要となってきます。
そのため弊社では、半製品と言われる塗料を現場できちんと完成品に仕上げられるよう、春夏秋冬1日1工程を全現場徹底し、上記のような不具合が起きないようにし、場合によっては冬場の施工の場合さらに1日空けるなど、職人の方々への塗料研修や情報提供を行っております。
まだまだ寒い季節が続きます。塗装3年後、5年後、7年後、10年後と不具合の起きない為にも、ベストホームは乾燥時間を守り塗布量と膜厚を確保した塗装工事をお約束致します。
前回のブログはこちら! →【凡事徹底】