2024/11/16
訪問販売をされた経験のある方もいるのではないでしょうか?もしかすると、強盗の下見でやって来た可能性があります。たとえば、次の特徴が見受けられる場合、強盗の下見だと疑って良いかもしれません。
- 部屋の奥まで覗こうとしてくる
- 何度も訪問してくる
言いなりになると、格好のターゲットにされる可能性があるため危険です。強盗の標的にならないためには、不審者への対応方法や防犯方法を知って実践することが大事です。今回のお役立ちブログでは、訪問販売で犯罪者が訪問販売員を装って強盗の下見を行う際の手法を見ながら、対応方法などをお話しします。
訪問販売を装った「強盗の下見」が問題視されている!基本的な手口は?
近年、訪問販売を装った「強盗の下見」が問題視されています。正当な訪問販売と見せかけて家を訪れることで、住人の生活パターンや自宅の防犯方法を探るのが基本的な手口です。
とくに、一人暮らしや高齢者がいる家庭は標的にされやすいでしょう。防犯方法を怠っていたり、訪問を受けた際の警戒心が少ないと思われていたりするからです。一般的な訪問販売の営業だと思っても、会話の中で強盗に役立つ重要な情報を掴まれている可能性があります。
●●真っ当な専門業者は訪問販売をしてくる確率は低い
信頼性の高い専門業者が、突然訪問販売を行うケースは稀です。事前にアポイントメントをとったり、公式の営業所を通じて電話対応したりすることが一般的だからです。信頼できる業者は、手続きをとってから訪問するため訪問販売で突然営業することはありません。
犯罪者が訪問販売員を装って行う「下見」の手法はいくつもある!
犯罪者が訪問販売員を装って行う「下見」では、住人の生活パターンや家の中の様子を巧妙に探っていきます。たとえば、次の手法が挙げられるでしょう。
- 製品やサービスの説明を装う
- 無料点検の提供を申し出る
- 名刺やチラシを配布する
- 住人の行動パターンを確認する
- アンケートを実施する
それぞれの手法について詳しく見てみましょう。
●●製品やサービスの説明を装う
訪問販売員を装った犯罪者は、サービスの説明をしながらターゲットの家の内部や周辺を観察します。ドアの鍵の種類やセキュリティカメラの有無、窓の防犯などを注意深くチェックし、侵入しやすいか見極めるのです。
●●無料点検の提供を申し出る
無料での外壁や屋根の点検、害虫駆除の点検などを理由に訪問し、敷地内に入る口実を作ります。犯罪者の場合、無料点検の申し出を装い、家の状態や防犯設備を詳しく調べることで、強盗しやすいかチェックします。
●●名刺やチラシを配布する
怪しまれないために、名刺やチラシを持参して自分の身元が確かであるかのように振る舞うのも特徴です。玄関や庭先で話しながら、出入り口の位置や住人の反応、在宅状況を把握します。
●●住人の行動パターンを確認する
訪問した際に、在宅時間や外出頻度などを質問するのも手法です。「平日はいらっしゃらないことが多いですか?」といった質問を自然にし、住人の行動パターンを探ることで、侵入しやすいタイミングを見定めます。
●●アンケートを実施する
アンケートを通じて、住人の生活に関する情報を収集するのも手法です。「防犯カメラの導入を検討していますか?」や「家族構成を教えていただけますか?」といった質問をし、家庭の内部事情や防犯の有無を探ってきます
犯罪者がターゲットにしやすい家の特徴はある!強盗リスクが高い家とは?
犯罪者がターゲットとする家には特徴があります。特徴は次の通りです。
- 防犯カメラが設置されていない家
- 出入りが少ない家
- 不在にしがちな家
項目ごとに詳しく見てみましょう。
●●防犯カメラが設置されていない家
防犯カメラが設置されていない家は、犯罪者にとって格好のターゲットです。防犯カメラがないと犯行が発覚するまで時間がかかるため、犯罪者は堂々と下見や侵入を行う可能性が高くなってしまいます。防犯カメラがない場合、泥棒に侵入される確率が高くなるため狙われてしまうのです。
●●出入りが少ない家
出入りが少なく、生活パターンが固定されている家も犯罪者にとって狙われやすいでしょう。とくに日中や夜間に家の出入りが少ない場合、犯罪者は「侵入しても見つかりにくい」と判断します。結果、侵入されるリスクが高まるのです。
●●不在にしがちな家
不在にしがちな家も犯罪者のターゲットになりやすいでしょう。とくに長期の不在が続いて、郵便物や新聞など郵便ポストに溜まっているのが外からわかる場合「留守の期間が長い」とバレます。結果、強盗に狙われるリスクが高まるのです。
訪問販売が原因で強盗に遭わないためには対策が大事!何をすべき?
訪問販売が原因で強盗に遭わないためには、次の対策方法をとることが大事です。
- 訪問販売員の身分を確認する
- 不審な行動や態度をとっていないかチェックする
- 物理的な対策を行う
具体的に何をすると良いか見てみましょう。
●●訪問販売員の身分を確認する
訪問販売員が来訪した際は、まず会社の正式名称と所在地を確認することが大切です。信頼できる企業であれば、所在地や連絡先の情報を明確に提示できるはずです。
加えて、訪問販売の責任者の氏名と連絡先も尋ねましょう。もし情報の提供を躊躇したり、会社の名称や所在地をはっきりと伝えない場合は、信頼性に欠ける可能性があります。そのような状況では、相手が正当な訪問者かどうかを慎重に見極める必要があります。
正当な企業であれば、公式の名刺やウェブサイトなどの確認方法を提示できるため、こうした点も確認材料にすると良いでしょう。
●●不審な行動や態度をとっていないかチェックする
訪問者が不審な行動や態度を見せていないかチェックすることは、犯罪のリスクを減らすために重要です。訪問者が室内の様子を必要以上に観察しようとする場合、特に防犯カメラの設置場所や窓の配置、ドアの鍵の種類などに注目しているならば、警戒を強める必要があります。これは、家の防犯対策や侵入のしやすさを確認する意図があるかもしれないからです。
また、家族構成や普段の在宅時間について質問をしつこく聞いてくる場合、生活パターンを把握しようとしている可能性が高く、不審な行動とみなせます。
さらに、近隣住民に関する情報を探る行為も、地域の防犯状況を見極めようとしている疑いがあるため注意が必要です。このような質問には答えず、相手が不審であると感じた場合は即座に対話を打ち切り、身の安全を確保するために適切な対応を取ることが求められます。
●●物理的な対策を行う
不在にしがちな家も犯罪者のターゲットになりやすいでしょう。とくに長期の不在が続いて、郵便物や新聞など郵便ポストに溜まっているのが外からわかる場合「留守の期間が長い」とバレます。結果、強盗に狙われ
物理的な防犯対策を行うことで、訪問販売を装った不審者の侵入リスクを大幅に減らすことができます。具体的な対策として、防犯カメラの設置は外部からの監視機能を強化し、侵入者への抑止力として有効です。
また、ドアスコープを活用することで、ドアを開けずに相手を確認できるため、不審者と直接対面せずに対応が可能です。
加えて、防犯センサーの設置により、不審な動きを感知してアラームで知らせることができ、二重ロックの導入は簡単に解除されない構造のため、防犯効果が高まります。
これらの設備はホームセンターで揃えられるものもあれば、耐久性や防犯性能を考慮してハウスメーカーや専門業者に依頼することも検討しましょう。もちろん弊社ベストホームでも防犯フィルムの貼付作業などは対応可能です。
状況に応じて適切な防犯設備を選び、安全な住環境を確保するために、物理的な対策をしっかりと行うことが重要です。
訪問販売が強盗の下見だと思った際は適切な行動をとることが大事!何をすべき?
訪問販売が強盗の下見であると感じた場合、次の対応をとることが大事です。
- インターホン越しやドアチェーンをつけたまま対応する
- 不審な点があれば即座に追い返す
- 警察に報告する
それぞれ、詳しく見てみましょう。
●●インターホン越しやドアチェーンをつけたまま対応する
訪問者が訪ねてきた際、直接ドアを開けずに、インターホン越しやドアチェーンをかけたまま対応することが有効です。不審者が強引に侵入するリスクを抑えるためにも徹底した方が良いでしょう。なお、インターホン越しで話す場合は、相手の姿を確認しつつ、必要以上に詳細な情報を伝えないように注意します。
また、ドアチェーンをつけたまま対応する際は、相手が近づきすぎないよう距離感に注意しましょう。万が一、訪問者が強引に話を続けようとしたり、ドアを開けるよう促してきたりした場合も応じてはいけません。
●●不審な点があれば即座に追い返す
訪問者が不審な様子を見せた場合は無理に話を聞かず、即座に追い返すことが大切です。話を続けると家の情報や生活パターンを相手に悟られてしまう可能性があります。「ありがとうございます。しかし今は結構です」といった断り方をすれば、角が立たずに会話を終えられるでしょう。
なお、対応する際は断りながらも毅然とした態度を崩さないようにし、相手が再度訪問しないよう明確に拒否の意思を示すことが大事です。話す際に笑顔を見せるといった形で親しげな態度をとると、相手が好意的だと感じて話を続けてしまう恐れがあるため、距離を感じさせる態度で接しましょう。
●●警察に報告する
速やかに警察へ報告することも推奨されます。情報共有すると地域全体で警戒が強化されるかもしれません。警察も周辺で発生している不審な訪問や犯罪動向についても把握しているため、適切なアドバイスや対応が期待できるでしょう。
ただし報告する際は、訪問販売が来たではなく「不審者が来た」と伝えることが大事です。訪問販売が来たと伝えても、相手にしてもらえない可能性が高いからです。被害が起こったり、身の危険があったりしないと動かないケースもあります。よって、伝え方の工夫が大事です。
訪問販売の強盗下見に関する相談をしても警察が対応してくれない場合は、ベストホームへご相談を!
訪問販売が強盗の下見である可能性を疑った際は、冷静に対処することが重要です。不審な行動を見せる訪問者に対しては、毅然とした態度をとりつつ、可能な限り相手に情報を漏らさないように注意しましょう。また、対応する際は、直接ドアを開けずにインターホン越しで話し、相手の身分や訪問理由をしっかりと確認することが防犯の第一歩です。
警察への報告も躊躇せず行い、不審者の情報を地域全体で共有することで、被害の拡大を防げる可能性があります。
もし警察が対応してくれない場合は、地域の防犯業者である「ベストホーム」に相談することで、専門的なアドバイスや防犯対策を受けることができます。訪問販売を装った犯罪の対策として防犯カメラの設置や二重ロックなどの物理的な対策も重要です。
弊社では、家主様の防犯ニーズに沿った最適な防犯設備の提案を行っております。また、建物の外壁や屋根の塗装も取り扱っているため、住まい全体の安全を守るための包括的なサポートが可能です。安心してご相談ください。
弊社では、お住まいの状況に合わせた塗装プランのご提案しております。お住まいの状況は環境によって大きく変わります。
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この記事を書いた人
代表取締役 戸髙 勇樹
保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者
業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。
出身地:北九州市小倉北区
コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
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