2024/08/04
外壁塗装は色選びで仕上がりが大きく左右されます。住宅の印象は、屋根よりも見える範囲の広い外壁が握っているのです。もし、ブラウン系の色で塗装をご検討ならば、色選びのポイントをおさえておいてください。
今回のお役立ちコラムでは「ブラウンの外壁色選びのポイントとおすすめカラー」についてお伝えしていきます。
【ベストホーム調べ】ブラウンの人気色
ベストホームの外壁塗装で人気の高かったブラウンを2色をご紹介します。
- アイアンバーグ
- モカ
●●人気色①アイアンバーグ
画像引用元:アステックペイント トソウペディアー塗装用語百科事典ー【色・顔料】
ベストホームイチオシの人気色は「アイアンバーグ」です。アイアンバーグは、ウィザードコッパーより茶色味が強いですが、赤さがおさえられているところがポイントです。お客様の中には「赤いのはちょっと…」と、赤みを懸念する方もいらっしゃいます。
そんなときにもちょうどいいのが、アイアンバーグなのです。また、アイアンバーグは、塗装後のギャップがあまりなく、想像通りの仕上がりになるというメリットもあります。
●●人気色②モカ
画像引用元:アステックペイント トソウペディアー塗装用語百科事典ー【色・顔料】
柔らかい印象を与えるモカは、ブラウン系の中でも明るい色味です。ベストホームでも多く塗装させていただいております。一見、薄い色味で頼りない印象に感じるかもしれませんが、ベージュよりも色がついているので、白系で物足りなさを感じている方にも最適です。
ブラウン系の新色
17色ある新色のうち、ブラウン系は3色あります。
- チョコレートブラウン
- コーヒーブラウン
- ココアブラウン
●●新色①チョコレートブラウン
画像引用元:アステックペイント 【色選びの新定番】アステックペイント新色17色を紹介
新色として登場したチョコレートブラウンです。こちらは赤みが強めなブラウンとなっています。白い窓サッシの住宅にも相性が良く、レンガ調の住宅に合わせても素敵です。
●●新色②コーヒーブラウン
画像引用元:アステックペイント 【色選びの新定番】アステックペイント新色17色を紹介
コーヒーブラウンは、濃すぎないブラウンに分類されます。こちらも白系の窓サッシの住宅にお似合いです。これまで人気だった、アイアンバーグとモカの中間色ともいえます。「従来のブラウンではちょっと物足りない!もう一声!」と思っていたあなたにピッタリな色味です。
●●新色③ココアブラウン
画像引用元:アステックペイント 【色選びの新定番】アステックペイント新色17色を紹介
ココアブラウンは、赤みが強めで鮮やかさのあるブラウンです。ほどよい明るさと色の濃さがあるので、汚れをうまくカモフラージュしてくれます。存在感があるブラウンなので、階で色をわけたいときの部分使いにも最適です。ツートンカラーの1色にはもちろん、アクセントカラーとしても活躍できます。
【外壁塗装】ブラウンのメリット・デメリット
ブラウン系の色は人気もあり、デメリットがないように思えますが、実はブラウンだからこそのデメリットがあるのです。色選びをするにあたって、メリットとデメリットの両面を知っておくことは重要です。デメリットで後悔しないために、ブラウン系の全貌を把握しておきましょう。
●●ブラウンで塗装をするメリット
- 落ち着いた印象を与えるものが多い
- ほどよい明るさが欲しいときに最適
- ツートンカラーで使いやすい
- 汚れが目立ちにくい
ブラウンは濃いめの色がベースになっているため、落ち着いた印象を与えやすいです。もちろん、ブラウンの中でも赤みが強いものはありますが、重厚感や高級感の演出が叶います。濃い色でありながら、黒のような重たさや暗さがないので、ほどよい明るさが欲しいときにも最適です。
また、ブラウン系同士の色でツートンカラーがしやすいうえに、他の系統色との相性も良いです。2色以上の組み合わせを検討しているときには、ブラウンが有力候補に挙げられます。
さらに、ブラウン系の色味は白っぽい汚れも黒っぽい汚れもカモフラージュしてくれます。汚れを気にしている方は、明るすぎず暗すぎないブラウンを選びましょう。
●●ブラウンで塗装をするデメリット
- 艶が目立って見える
- 色あせがわかりやすい
黒っぽさのあるブラウンは、艶が目立って見えやすいことがデメリットになることがあります。艶をそこまで目立たせたくないという方は、艶をおさえるのもおすすめです。また、濃いブラウンは色あせしたときに目立ちやすいこともデメリットに挙げられます。濃いめのブラウンにしたいときは、無機顔料などを含んだ色あせしにくい機能性をもった塗料を選びましょう。
濃いブラウンの場合は、色あせが目立ってしまう可能性があります。せっかく濃い色にしても、色あせで薄いブラウンになってしまった、というケースもあります。濃いブラウンを選びたい場合は、機能性で色あせ対策されたものを選びましょう。
ベストホーム施工事例から見る「こんなブラウンはいかが?」
ブラウン系は人気色や新色の他にも種類があります。外壁に塗装したときにどのような見え方になるのか、ベストホームの施工事例をもとにお話していきます。
今回は、3色のブラウンの施工事例を挙げてみました。
- リーガルブラウン
- ヤララブラウン
- パイオニア
●●リーガルブラウン
画像引用元:ベストホーム施工事例 北九州市小倉南区沼新町T様 2F:アイシーピンク/1F:リーガルブラウン
リーガルブラウンは、ナチュラルさと重厚感を兼ね備えた色です。ベストホームの施工事例では、2階部分をアイシーピンクにしています。リーガルブラウンはブラウンの中でも赤みの強い部類になるため、やや黄みや赤みのある白と合わせると相乗効果を発揮します。単色塗りだけでなく、ツートンカラーでも可能性を楽しめる色です。
●●ヤララブラウン
画像引用元:ベストホーム施工事例 行橋市下稗田匿名希望様 メイン:ヤララブラウン/アクセント:ブロークンホワイト
ヤララブラウンは屋根にも人気なブラウン系です。ベストホームで施工した事例では、屋根がヤララブラウンで外壁がモカという組み合わせがよくありました。こちらの施工事例では、赤みのある白のブロークンホワイトとツートンカラーになっています。
ヤララブラウンは色見本で見ると濃くて暗い色に見えますが、太陽光のあたり具合によっては明るいブラウンに見えることがあります。パソコンやスマートフォンでの画面上ではまた色の見え方も変わるため、色決めをするときにはショールームで実際の色をご覧ください。ベストホームにもショールームがございます。
●●パイオニア
画像引用元:ベストホーム施工事例 北九州市小倉北区熊谷S様 メイン:パイオニア/アクセント:トスカニー
屋外で見ると赤紫っぽく見えることのあるパイオニアですが、組み合わせる色や配色範囲で与える印象を演出できる万能色です。ベストホームの施工事例では、トスカニーという黄みと赤みのある色と合わせています。
塗装する範囲を限定してみると、スタイリッシュでデザインセンスの高い仕上がりになりました。住宅の形状によって塗装範囲を使い分けると、パイオニアの良さを引き立てることができます。オレンジ系の色味との相性も良いので、あなただけの配色を楽しんでみてください。
ブラウンを選ぶときの3つのポイント
外壁色にブラウンを選ぶときのポイントは3つあります。
- 艶感と機能性のバランスを考える
- 汚れが目立ちにくい色を選ぶ
- 標準色をベースにして選ぶ
●●艶感と機能性のバランスを考える
ブラウンのデメリットの1つにあった艶感は、色選びで気をつけていただきたいポイントです。塗料はおもに艶ありのものが主流なため、色によっては艶が目立つ場合があります。ブラウン系は全体的に濃い色が多いことから、塗装したときの光沢感が目立ってしまう可能性が高いです。
艶消しや3分艶といった艶をおさえる方法もありますが、艶消し効果のある塗料は耐候性や低汚染性といった機能性が艶ありよりも低下する傾向にあります。また、色によっては完全に艶を消すのが難しく、艶消しでは選べる色が狭まってしまいます。
ブラウンを選ぶときには艶感にも注目して色を決めていきましょう。艶をおさえるときには、低下してしまう機能性やそれによっておき得る弊害も把握しておいてください。艶感と機能性のバランスは重要です。
●●汚れが目立ちにくい色を選ぶ
「ブラウンは汚れが目立ちにくい」と耳にしたことがあるかもしれませんが、色によっては汚れが目立ってしまう場合があります。「ブラウンならばなんでもいい」というスタンスではなく、ブラウンの中でも汚れが目立ちにくいものを意識してみましょう。
明るすぎず暗すぎない色が汚れをカバーしやすいです。汚れを考慮したいときには、屋外でどのような色に見えるかも事前に確認しておくことが重要です。室内だけでなく、外にでて色見本を見てみましょう。
●●標準色をベースにして選ぶ
ブラウンは新色も含めると数多くの色がありますが、標準色をベースにしてみると塗装後の仕上がりでギャップを感じるリスクが少なくなります。やはり、外壁塗装となると塗装範囲が広くなります。色見本などで見ていたときと違った色に見えることもあるのです。
また、住宅の位置によって太陽のあたり方も変わります。太陽光に照らされている時間が長ければ、色決めをしたときの色よりも明るく見えてしまうこともあるのです。こういった色の見え方のズレがあるため、標準色をベースとして明るい・暗いといった見方をしながら色決めをしていきましょう。
ブラウンの外壁色選びで困ったらベストホームにお任せください
ブラウンの外壁色選びで困ったときには、ベストホームにご相談ください。当社のショールームでは、塗装を見て触って体験できます。色見本だけでなく、塗り板も79色ご用意しておりますので、色の比較も可能です。
画面を通してではなく、実際にその目で見て色を確認することで、納得の色選びができます。もちろん、ショールームにはプロがアドバイスできる環境が整っておりますので、塗料の機能性も合わせてお話ができます。ショールームにはキッズスペースもご用意しておりますので、ご家族みなさんでご来店ください。
▼ブラウンの外壁色選びについてのYouTube動画はこちら▼
【おすすめカラー ブラウン外壁塗装】
弊社では、お住まいの状況に合わせた塗装プランのご提案しております。お住まいの状況は環境によって大きく変わります。
だからこそ、プロである私たちがお住まいごと、お客様ごとに最適な塗料・プランをしっかり検討いたします。もちろん、お住まいの状況を確認したいという方もご相談ください。
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また弊社の大切にしていることとして、塗装後もキレイを保つことです。「毎年点検」として、毎年お住まいの外壁塗装の状況を確認させていただいております。
毎年点検することで、前回の点検時との違いや、北九州市に多い雨漏りなどの漏水トラブルが起こっていないかなど、細かに点検しお伝えいたします。顔を合わせる機会が増えることで、お客様にとって住まいに関するお悩みやお困りごとを『気軽に、安心して相談できる』会社を目指しています。
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この記事を書いた人
代表取締役 戸髙 勇樹
保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者
業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。
出身地:北九州市小倉北区
コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。