2024/08/16
「今年の夏は猛暑」と言うフレーズを毎年聞いているなと思っている方は少なくないと思います。
昨年は観測史上最も暑くなった夏でしたが、今年はさらにそのように感じている方が多いと思います。
現に今年の冬は暖かくそして短く感じ、今年はGWぐらいから暑い日が続いています。
これから先「例年より涼しい夏」という日が来ないのではないかと思う程の”危険な暑さ”が毎日続き、そのようなニュースも多く見受けられます。
弊社がメインでおこなっている”塗装工事”は夏場と冬場は閑散期と言われています。
夏場に塗装工事のお話しをさせて頂いていると
「塗装工事するならもう少し涼しくなってからがいいかな」
「暑すぎて職人さんに申し訳ない」
と、こちら側への非常に有難いお言葉を頂きますが、ここまでの暑さであるとさらにそういったご心配を抱かれるお客様も増えてくるのではないかと思います。
また「暑すぎると塗料や塗装工事には向いてない、やめた方がいい」と言われる事も無いわけではなく、夏場の塗装工事で気をつけなければならない点があるのも事実です。
しかし夏場に塗装するメリットもあります。これから挙げる項目に当てはまる場合は、夏場であってもお客様に合った塗装工事を行うことができます。
【メリット】
・繁忙期と違い職人の人数と現場に余裕があるため、工期や工事の日程がお客様に合わせやすい。
・エアコンをつけており施主様や近隣の方々が窓を閉め切っている状態が多いので、窓を開けた際の臭いや音などのストレスが少ない。
・ペットを飼っているお客様は外出時もエアコンを付けて外出されるので、ペットの快適な生活と電気代を二重に気にしなくて良い。
【デメリット】
・気温が高いと2液型の塗料を混ぜた際の可使時間(塗料が塗膜を形成する為に固まりだす時間)が早くなる為、小分けにして必要な分だけ混ぜたりする必要がある。
・乾燥が早く工事は進むが、熱中症の危険もあるため、予定していた工事が変わる可能性がある。
このように夏場の塗装にはデメリットもありますが、お客様によってはメリットが多い場合もある時期と言えます。
さらに会社側としては、閑散期で工事が少なく施工に余裕があり金額の相談をしやすい時期でもあります。そのため”お得に”塗装ができる場合もあります。
実質賃金が下がっていると言われているこのご時世、大事なお金を無駄なく有効に使う為にも、このブログがみなさまのお役立ちになれば幸いです。
前回のブログはこちら! →【ベストホーム定例会】
この記事を書いた人
代表取締役 戸髙 勇樹
保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者
業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。
出身地:北九州市小倉北区
コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。