2024/11/29

外壁の劣化を放置している方もいるのではないでしょうか。しかし、外壁の劣化を放置すると次のようなことが起こるかもしれません。

外壁劣化が早まる
美観を損ねる
健康被害のリスクが高まる
グロスが剥がれる
外壁の補修が大変になる

放置すると住めなくなる場合もあるため、早めに専門業者へ依頼することが大事です。とは言え、専門業者と言ってもピンキリです。今回のお役立ちブログでは、外壁劣化の種類や放置する危険性を見つつ、専門業者選びのポイントをお話しします。

外壁劣化の種類はさまざま！起こる原因とは？

外壁劣化と言っても、さまざまな種類があります。主な劣化症状は次の通りです。

チョーキング
ひび割れ
塗膜の剥がれ
カビ・コケ・藻
サビの発生

症状ごとに劣化内容を見てみましょう。

●●チョーキング

塗料が劣化して、中に含まれている顔料が表に出てくることで起こります。黒っぽい壁よりも白っぽい壁の方が、症状がわかりやすいでしょう。チョーキングが発生すると、外壁表面が粉っぽくなり、触れると指に塗料が付着します。

とくに紫外線の影響を受けやすい南面の外壁で起こりがちです。定期的な清掃や適切な塗り替えを行うことで、チョーキングを防げるでしょう。

●●ひび割れ

劣化している外壁に力が加わることで起こります。ひび割れには「構造的なひび割れ」と「非構造的なひび割れ」があります。

構造的なひび割れが起こった場合、建物の構造に関わるため早急に対応した方が良いでしょう。一方、非構造的なひび割れは外壁材の収縮や温度変化による膨張収縮などが原因で発生するため、症状の度合いによって緊急度が異なります。

●●塗膜の剥がれ

原因は施工不良です。正しい方法で下地処理されていなかったり、誤った方法で下塗りを行ったりしたことで起こります。また、古い塗膜を完全に除去せず塗装した場合も、塗膜の剥がれにつながるでしょう。
塗膜を除去せずに塗装する専門業者もいますが、塗膜の剥がれを避けるためにも除去してもらうことが大事です。

●●カビ・コケ・藻

お客様の目に入りやすい症状です。外壁の表面が水っぽくなることで生えます。とくに北面は日当たりが悪く湿気も溜まりやすいため、水気が出やすくなってカビ・コケ・藻の発生率が高くなるでしょう。

また、外壁にホコリが付着している場合も、カビの付着原因になります。空気中の水分を吸い込んだホコリが外壁に付くと、築年数に関係なくカビを増殖させます。防カビ・防藻効果のある塗料を使用すると、カビの発生率を下げることが可能です。

●●サビの発生

サビも外壁の表面が水っぽくなると発生しやすくなります。日当たりの良い南面よりも、水気が溜まりやすい北面の方が発生率は高いでしょう。また、上下によってもサビの発生率は違います。

外壁上部は「ひさし」に溜まっている汚れが、水分を含んだ状態で外壁に付着するため、サビが発生しやすいです。一方、外壁下部は雨水で汚れが洗い流されやすいため上部と比べると付着率は低くなります。定期的に雨戸を水で洗っておくと、上部にサビが発生する確率を下げられるでしょう。

外壁劣化を放置しても良いことはない！生活に与える影響とは？

外壁の劣化は、放置するとさまざまな問題を引き起こします。主な内容は次の通りです。

外壁劣化が早まる
美観を損ねる
健康被害のリスクが高まる
クロスが剥がれる
外壁の補修が大変になる

放置すると何が起こるか、項目ごとに詳しく見てみましょう。

●●外壁劣化が早まる

外壁劣化は一度始まると、加速度的に進行します。たとえば、小さなひび割れを放置すると雨水が浸入して、大きなひび割れを引き起こすかもしれません。また、塗膜の剥がれを放置すると、直射日光や雨風にさらされることで周辺部の劣化も進んでしまいます。

とくに注意すべきなのは、目に見える劣化の裏で進行している見えない劣化です。建物本体を劣化させ、最悪の場合建物に住み続けられなくなるため迅速な対応が必要です。

●●美観を損ねる

チョーキングによる白っぽい粉の発生、塗膜の剥がれ、カビやコケの発生などは建物の見た目を著しく損ねます。美的な問題だけではなく、建物の資産価値にも大きく影響するでしょう。美観が損なわれている建物を売りに出した場合、建物評価額が下がる原因になります。よって、建物を売却する可能性がある方は迅速な対応が必要です。

●●健康被害のリスクが高まる

外壁に発生したカビやコケは、時間の経過とともに建物内部にまで侵入する可能性があります。アレルギー反応や呼吸器系の問題を引き起こす原因となるため危険です。とくに、小さな子どもやお年寄り、既往症のある方には深刻な問題となるでしょう。

また、壁内部に浸入した水分は室内の湿度を上昇させるため、カビの発生率が高くなります。シックハウス症候群のリスクが高まるため、気を付けなくてはいけません。

●●クロスが剥がれる

外壁劣化を放置すると、水分が浸入してクロスの接着力が弱くなるかもしれません。結果、クロスが剥がれやすくなります。見た目が悪くなるだけではなく、クロスの下の壁材が腐食したり、カビが発生したりする原因にもなるため危険です。

和室の土壁や石膏ボードなど水に弱い壁材を使用していると、深刻な損傷につながる可能性があります。

●●外壁の補修が大変になる

外壁の劣化を放置すると、補修のための費用と手間が大きくなります。初期段階での補修であれば、簡単な処置で済むケースも珍しくありません。しかし、劣化が進行すると大掛かりな補修が必要になってしまいます。

しかも補修の手間がかかれば、その分工期も長くなるため生活に支障をきたします。補修の手間を減らすためにも、迅速な対応が大事です。

外壁の劣化を放置した後の補修に火災保険が使えるかはケースバイケース！経年劣化によるものはNG！

昔は火災保険が利用できるケースも多かったです。しかし、現在ではルールが厳しくなったため、使えないケースが増えています。次の2点を抑えておくと良いでしょう。

破損部分は保険金の対象となる場合が多い
経年劣化によるものだと保険金は出ない

保険金の対象外なのに、火災保険が使えると言ってくる専門業者には気を付けましょう。なお、悪徳業者の場合、建物の上へ登ってわざと破損させて修理代をかすめ取ろうとするケースもあります。詐欺に遭わないためにも、勝手に見させたり登らせたりしてはいけません。

外壁劣化の放置を解消するには専門業者へ依頼することが大事！選ぶポイントは？

外壁劣化を放置したままだと時間が経つにつれて、建物の状態は悪くなります。したがって、早めに専門業者へ依頼することが大事です。とは言っても、専門業者選びで耐久性は変わります。

専門業者を選ぶ際は、次の3点をチェックして選びましょう。

耐用年数の長い塗料で作業する専門業者を選ぶ
丁寧に説明してくれる
実績・信頼のある専門業者を選ぶ

依頼先によって出来栄えは異なります。項目ごとに詳しく見てみましょう。

●●耐用年数の長い塗料で作業する専門業者を選ぶ

耐用年数の長い塗料を使っている専門業者に任せると、塗装後の持ちが長くなります。たとえばフッ素系の塗料は、耐用年数が15～20年ですので持続性を求める方にピッタリです。使用している塗料の製品名を具体的に開示したり、塗料の保証期間を示したりしている専門業者を選ぶと良いでしょう。

●●丁寧に説明してくれる専門業者を選ぶ

まずは、専門用語の使い方に注目しましょう。わかりやすい言葉に置き換えて説明してくれる担当者がいる専門業者は信頼できるでしょう。

また、工事の説明を時系列で、わかりやすく伝えてくれるかもチェックポイントです。写真やカタログ、図表などの視覚資料を使用するだけではなく、必要に応じて現物のサンプルを見せてくれる担当者であれば信頼できるでしょう。

●●実績・信頼のある専門業者を選ぶ

まず、建設業許可を持っているか見ましょう。信頼できる専門業者は、塗装関連の資格や免許を持っています。その他に、創業年数や年間施工件数などの実績も、専門業者の信頼性を判断する重要な指標となるでしょう。良質な専門業者は、過去の施工例や施工写真を提示しています。

その他に、アフターフォローの体制も要チェックです。工事後の保証内容や万が一トラブルが起こった際の対応方法を確認しましょう。口コミやレビューを参考にすると、お客のことを考えている専門業者か判断できます。

外壁劣化の放置を解消したい方は北九州の専門業者「ベストホーム」にご相談ください！

北九州市を中心に20年以上の実績を持つベストホームでは、お客様の大切な住まいの外壁補修を専門的な技術と経験で支えています。劣化を放置した外壁も耐久性の優れた塗料を使いますので、ご安心ください。

また「費用が心配」「工事期間はどれくらいかかるのか」といった不安な点も、経験豊富なスタッフが丁寧にご説明します。無料見積もりも承っておりますので、お気軽にご相談ください。

弊社では、お住まいの状況に合わせた塗装プランのご提案しております。お住まいの状況は環境によって大きく変わります。
だからこそ、プロである私たちがお住まいごと、お客様ごとに最適な塗料・プランをしっかり検討いたします。もちろん、お住まいの状況を確認したいという方もご相談ください。
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また弊社の大切にしていることとして、塗装後もキレイを保つことです。「毎年点検」として、毎年お住まいの外壁塗装の状況を確認させていただいております。
毎年点検することで、前回の点検時との違いや、北九州市に多い雨漏りなどの漏水トラブルが起こっていないかなど、細かに点検しお伝えいたします。顔を合わせる機会が増えることで、お客様にとって住まいに関するお悩みやお困りごとを『気軽に、安心して相談できる』会社を目指しています。

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この記事を書いた人

代表取締役　戸髙　勇樹

保有資格：外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者

業界歴・経歴：約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。

出身地：北九州市小倉北区

コメント：創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。