2025/03/18
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRは、従来の弾性塗料が抱えていた「汚れやすい」という課題を解決しながら、優れた弾性を持つ革新的な塗料です。弾性が高いため、建築物の経年変化に伴う変形によるダメージを受けにくくなっています。
弾性のある塗料の場合、次のような性能が期待できるでしょう。
- 伸長性能
- 変形追従性能
塗膜のひび割れが起こりにくくなるため、長期にわたり美観を維持することが可能です。しかし良いことばかりいわれても、塗料の詳細がわからないと使うのが怖いと感じる方もいるはず。なぜ塗装に良いのか、詳しく知りたいですよね。
今回のお役立ちブログでは塗装のプロが、超低汚染リファイン弾性1000MS-IRの概要をお話ししながら、強みについて詳しく見ていきます。
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- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IRの強みはコア・シェル技術!なぜすごいの?
- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IRの基本特性は主に2つ!どのような性能を持っている?
- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IRはさまざまな建材に使える!それぞれの相性は?
- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IRは耐久性も優れている!実験でわかった内容とは?
- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IRでの施工工程と塗装時の注意点
- 耐久力を持続させるには塗装後のメンテナンスも大事!何をすると良い?
- 超低汚染リファイン弾性1000MS-IRでの施工はコスト削減が可能!費用を抑える方法とは?
- 超低汚染リファインの弾性について詳しく知りたい方は北九州の専門業者「ベストホーム」にご相談ください!
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRの強みはコア・シェル技術!なぜすごいの?
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRの強みは、従来の弾性塗料では困難だった「強靭性」と「柔軟性」の両立をコア・シェル技術によって実現したことです。
塗料の内部は、強靭性を担保できる層(コア層)が形成されています。一方、外部の層(シェル層)は柔らかくなっています。結果、強靭ながらも建物の動きに合わせて追従することが可能です。強風や地震などによって建物が揺れたり衝撃を受けたりしても、建物の動きに合わせて塗膜が追従するため、塗膜のひび割れが起きにくくなっています。
外部からの衝撃や変形に対する耐性と、建物の動きへの追従性を兼ね揃えている塗料は多くありません。
●●超低汚染性と弾性の両立も強み!
従来の弾性塗料では、柔軟性を持たせるために使用される樹脂の特性上、表面に汚れが付着しやすかったです。しかし独自の技術によって、超低汚染性でかつ弾性のある塗料に仕上がりました。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRと、A社塗料とB社塗料の汚れに関する実験をしたところ、A社とB社の塗料と比べて汚れの付着率が低かったとの結果が出ています。よって、汚れが目立たない建物を実現させたい方におすすめです。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRの基本特性は主に2つ!どのような性能を持っている?

超低汚染リファイン弾性1000MS-IRでは、次の効果が期待できます。
- 伸長性能
- 変形追従性能
それぞれ詳しく見てみましょう。
●●伸長性能
最も重要な特性の一つが、優れた伸長性能です。伸長性能は、建物の構造体が温度変化や外からの衝撃により変形した際に、塗膜のひび割れを防止するのに役立ちます。低温環境下でも伸長率を維持できる点です。寒冷地での使用や冬季の施工においても向いています。
また、伸長性能は単なる塗膜の柔軟性向上に留まらず、建物全体の耐久性と美観の維持に寄与する重要な要素です。急激な温度変化や大気の湿度変動にも負けず、塗膜は常に一定の弾力を保ち、ひび割れや剥離を防ぎます。特に、低温下においても均一な伸展が確認されており、塗装後のメンテナンス負担の軽減と長期的な経済効果が期待される点が大きな魅力です。
実績に裏付けられたこの性能は、過酷な環境下でも信頼できる塗装材として評価されています。
●●変形追従性能
変形追従性能は、建物の動きが大きい部位での性能を左右する重要な指標です。0.3mm未満の細かいひび割れに対しても追従してくれます。ヘアークラックの部分を保護してくれるため、ひび割れの被害拡大を遅らせることが可能です。
さらに、変形追従性能は、建物が地震や強風などによって受ける微細な変形にも柔軟に対応し、塗膜の均一な状態を維持するための決定的な要因となっています。経年劣化や基礎のズレなどによる微小な亀裂にも即座に反応し、被害の拡大を防止します。実際の現場試験で連続性と均一性が確認され、長期使用における耐用年数延長が実証されている点は、ユーザーにとって大きな安心材料となっています。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRはさまざまな建材に使える!それぞれの相性は?
たとえば、モルタルやコンクリートに対しては、高い付着強度を実現しています。強固な付着力は、建物の耐久性を向上してくれるでしょう。
また、ALCに塗るのも向いています。優れた浸透性によりALCに密着しやすくなっているため、ALC特有の微細な動きに対しても、高い追従性を発揮してくれるでしょう。内部結露の防止も期待できますので、建材の長期的な保護に役立ちます。
他に、窯業系サイディングへの塗布でも高い追従性を発揮するでしょう。専用のプライマーと組み合わせることで密着度が高まり、紫外線や雨水からの保護性能も高まります。サイディングの耐久性向上を実現したい方におすすめです。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRは耐久性も優れている!実験でわかった内容とは?
超低汚染リファイン弾性は、衝撃に対する耐性も優れています。実験で衝撃を与えたところ2000回までは、ほとんどひび割れが現れませんでした。
また、過去に超低汚染リファイン弾性1000MS-IRで塗装した建物を調査したところ、弾性能や防水性能といった機能面において、維持されていることも確認されています。よって、塗料の効果を維持させたい方におすすめです。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRでの施工工程と塗装時の注意点
施工方法と塗装時の注意点を見てみましょう。2つのことを中心にお話しします。
- 施工工程
- 施工時の注意点
どのような形で進んでいくのか見てみましょう。
●●施工工程
施工を始める前は、外壁の状態を確認しなくてはいけません。クラックの有無や外壁の浮き、剥離の状況、雨漏りの形跡、藻やカビの発生状況などを見ます。その後、塗装する部分の高圧洗浄を行い、24時間以上乾燥させます。
乾燥後は下地作業です。劣化が見られる箇所は補修しつつ、下地を塗っていきます。欠損している箇所には適切な充填処理を施し、木部や金属部分にはサビ止め処理を行うことで長持ちさせます。最後に上塗りを行えば、塗装は完了です。
●●施工時の注意点
施工時の気象条件は確認した方が良いでしょう。気温や湿度によって、乾燥時間が変わるからです。気温や湿度によって適切な乾燥時間は変わるため、現場の状況に応じて工期を適切に調整できる専門業者に任せることが重要だといえるでしょう。
また、塗布する際は厚みを均等にすることも大事です。厚みがバラバラだと、凸凹が目立ってしまいます。塗料の機能も発揮されにくくなるため、均一の厚みにしなくてはいけません。
耐久力を持続させるには塗装後のメンテナンスも大事!何をすると良い?
塗装後のメンテナンスを怠ると、劣化が進行してしまい、余計な補修費用がかかります。長持ちさせるには2つのことが大事です。
- 具体的なメンテナンス計画
- 劣化の早期発見と対処
何をすると良いか詳しく見てみましょう。
●●具体的なメンテナンス計画
メンテナンスの効果を発揮させるには、計画的な点検と管理が欠かせません。年に2回程度の日常点検では、外壁の目視確認を行うとともに、雨樋やドレンの清掃、建物に近接する植栽の剪定などを実施します。
また、2~3年ごとの定期メンテナンスでは高圧洗浄による清掃を行い、シーリング材の状態や金属部分のサビについて確認することが大事です。
●●劣化の早期発見と対処
劣化の中でもクラックには気をつけましょう。放置するとクラックが広がるため、発生初期での補修が重要です。発生原因を特定して、速やかに対策する必要があります。
他に、膨れや剥離が発生した場合は水の浸入経路を特定し、早期に部分補修をしなくてはいけません。雨漏りの予防につながるため、症状が小さいうちに対処するのがベストです。
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRでの施工はコスト削減が可能!費用を抑える方法とは?
工夫すれば施工費用を抑えることが可能です。コスト削減の方法を3つお話しします。
- 時期の選定による削減
- 施工範囲の最適化
- 補助金・助成金の活用
使えるものがないか参考にしてみてください。
●●時期の選定による削減
オフシーズンに申し込むと、費用を抑えられる可能性があります。たとえば冬季(12~2月)は、気候の関係で工期は若干長くなりますが、職人の稼働率が下がるため、普段よりも割安で依頼できるかもしれません。
また、梅雨明け直後の7月下旬から8月は、高温多湿で作業環境は厳しくなるものの依頼件数が少ないため、値引き交渉できる可能性があります。ただし、気候条件によっては作業を進められないケースもあるため、専門業者と相談した上で工期を設定することが大事です。
●●施工範囲の最適化
施工範囲を減らせば、塗料の使用量も減るため施工費用を抑えられます。仮に、外壁と屋根の塗装を考えている方であれば、外壁のみにすると施工箇所が減る分、必然的にコストダウンにつながります。
なお、工事範囲を決める場合は建物の劣化状況を専門家に診断してもらい、優先順位をつけることで、工事範囲の設定ミスを防げるでしょう。
●●補助金・助成金の活用
自治体や国が提供する補助金・助成金を活用する方法もあります。補助金・助成金が支給されれば、実質の負担額を減らすことが可能です。ただし、補助金や助成金を活用する際は、早いうちに申し込んだ方が良いでしょう。
なぜなら、先着順になっているケースが多いからです。予算が上限に達してしまい、打ち切りになるケースもあります。年度によっては、補助金や助成金が出なくなる時期もあるため、情報が公開されたら申し込むくらいに思った方が良いでしょう。
超低汚染リファインの弾性について詳しく知りたい方は北九州の専門業者「ベストホーム」にご相談ください!
超低汚染リファイン弾性1000MS-IRについて、より詳しい情報や具体的な施工プランをお求めの方は、北九州の塗装専門業者「ベストホーム」にご相談ください。豊富な施工実績と専門知識を持つ当店のスタッフが、お客様の建物の状態や予算に応じて最適なご提案いたします。建物の状態によっては、他の塗料をご案内することも可能です。
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この記事を書いた人
代表取締役 戸髙 勇樹
保有資格:外装劣化診断士、一般建築物石綿含有建材調査者、石綿作業主任者、アステックペイント技術認定者
業界歴・経歴:約17年以上。大手リフォーム会社に就職後、一度は塗装業界を離れるも、「人に感謝される仕事がしたい」と、ベストホームに入社。1500棟以上の塗装工事を実施。
出身地:北九州市小倉北区
コメント:創業以来24年、福岡県北九州市を中心に外壁塗装・屋根塗装・防水工事・リフォーム工事を行っております。
塗装工事はどの業者に頼まれても塗ったばかりはキレイだと思います。塗装工事で差が出るのは〈数年後〉です。塗装工事を行い数年経過しないと適正な工事をしたのかがわからない、ここが塗装業者選びの難しいところです。塗装の高品質団体プロタイムズは『社会に貢献できる塗装・社会に誇れる塗装』をご提供させていただきますので、塗装工事でお悩みの際はお気軽にご相談ください。
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