2023/03/23
新築時から大体10年以上経過したコロニアル屋根にはひび割れや欠けが大なり小なり発生します。塗装の際にひび割れが発生している箇所には適した方法で補修を行い、その上から塗装を行うことでお屋根からお住まいを守っていく事ができるため、屋根のひび割れ補修は塗装工事において重要な下処理であります。
屋根が割れる原因
様々な要因が重なって屋根の割れにつながります
屋根は一年中過酷な環境にさらされているのです
割れによる最も多い不具合
屋根瓦が割れることによって起こる最も多い不具合は雨漏りです。雨漏りはすぐに起こるものではなく時間をかけてゆっくりと建物を蝕んでいくため、早期発見と適切な処置が必要です。
屋根瓦は防水シートを守る役割を担っています。瓦が割れて防水シートが剥き出しになる、あるいはひび割れが悪化して防水シートを破ってしまう可能性もあります。防水シートを破ってしまうと下の野地板に少しずつ水が浸透していって、皆様もよくご存じのあの雨漏りが発生するのです。
防水シートの下にある野地板まで水が侵入して広がると、塗装ではどうにもできない「腐朽」が進行します。この状態になると屋根の下地から取り替える大規模で緊急的な改修工事が必要となり、本来は払わなくても良かったはずの工事費用を払わなければなりません。
屋根のひび割れ・欠けの補修方法
●●従来の補修方法
従来の補修方法では、塗装をして見た目はキレイになったとしても補修跡が美観を損ねる上に、コーキングに寿命があるため「美観」と「耐久性」の点において目をつむらなければなりませんでした。
また、表面は補修できていても裏面までは行き届かないという難点もあり、ひび割れや欠けに対して”ある程度の補修”であり不安が残ります。
●●タスマジック補修
タスマジックを使用した補修方法は浸透型の補修材で、補修跡が目立ちにくく「美観」を保持し、屋根補修専用の材料なので「耐久性」も非常に高いです。※1
そして、表面だけでなく裏側まで補修材が浸透するため、塗るだけで両面を補修することができます。
※1補修を行っていない箇所と比較した場合、強度は2倍。
※ベストホームではコロニアル屋根の補修の際にタスマジック補修をご提案しております。
どういう仕組みなのか…
引用:株式会社セイム
>>タスマジック販売会社のサイトで詳細を見る
最後に
雨や風、強い紫外線に大気汚染などの過酷な環境に1年中さらされている屋根材。普段目にする機会の少ない所でひび割れや欠けが発生し、お住まいを屋根から徐々に傷めていく可能性があります。
屋根ということは放っておくと雨漏りに直結し、応急処置では何度も補修をする羽目になることも十分にあり得ます。まずはひび割れや欠けがないかを定期的に点検をお願いし、発見次第タスマジック補修あるいはお住まいの屋根材に適した方法でメンテンスをしましょう。