2023/04/13
お客様を出迎える顔となるブロック塀。近年ではDIYで塗装をお考えの方が多くいらっしゃいます。
今回はDIYと業者依頼のメリット・デメリットを踏まえて、どちらが自分に合うか確認してみましょう。他にも製品紹介、業者依頼での仕上がりなどをご紹介いたします。
ブロック塀塗装
~DIYと業者依頼のメリット・デメリット~
●●メリット
・低コストで塗り替えができる・・・材料費、道具代のみ
・自分のタイミングで作業ができる・・・業者との連絡がないため、空いた時間で塗り替えが可能
●〇デメリット
・材料の選定が困難・・・塀は外壁や屋根とはまた違った特徴をもっているため、専用塗料での塗り替えが必要不可欠
・色ムラや補修跡が目立つ・・・技術が必要な作業なので、仕上がりが不格好になることもしばしば
・手直しを業者に頼みにくい・・・使用した塗料によっては手直しが難しい場合もある
●●メリット
・提案してくれる・・・どんな塗料が良いかの根拠やお住まいと合う色の相談などが可能
・仕上がりがキレイ・・・色ムラや補修跡を目立たせない施工技術で仕上がりに期待できる
・手直しを業者に頼みやすい・・・使用した塗料が明確なので、使用可能な塗料を即座に判断できる
●〇デメリット
・塗り替えにコストがかかる・・・材料費、道具代、施工費など
・施工日程を調整する必要がある・・・業者の日程次第で作業日が決まるため、希望日の施工ができない可能性がある
ブロック塀専用塗料と仕上がり
エクスファイン艶消
水性形一液ブロック塀用けい酸系上塗材
エクスファイン艶消は落ち着いた仕上がりのため、建物のイメージを一新できます。
ブロック塀は道路に面しているため、最も通行人の目に入りやすい部位です。そのため、家の外観がキレイでもブロック塀が汚れていると、家全体の第一印象を悪くしてしまう可能性があります。
だからこそ、外壁・屋根の塗り替えの際には、ブロック塀もあわせて塗り替えることをおすすめします。
●●特長
光沢度の低い艶消の方が、塗膜表面の光沢が少なく落ち着いた仕上がりになります。鏡面光沢度は一般艶有塗料が83%なのに対し、エクスファイン艶消は3%と、光沢度が抑えられていることが分かります。
けい酸質結合材を用いており、塗膜の親水性や硬度が高いため、長期間にわたる美観保持に役立ちます。上の写真にあるように6か月間屋外で雨に晒されていても、雨筋汚れが発生せずに美観を保っています。
ブロック塀はあらゆるところから水を吸収するため、透湿性の高い塗料を使わなければ、塗装後に膨れや剥離などが発生してしまいます。エクスファイン艶消は、高い透湿性が求められる軒天塗料と比較して約1.5倍の透湿性をもっているため、膨れや剥離などが発生しにくいといえます。
エクスファイン艶消の期待耐用年数は10~12年程です。長期間にわたってブロック塀を紫外線・雨などの劣化要因から保護します。
※あくまで試験環境下における実測値であり、耐候性を保証するものではありません。
●●施工事例
カラーバリエーション
淡彩色を中心とした全36色を展開。家の雰囲気にどの色が合うかご参考ください。
最後に
ブロック塀は塗装DIYの中でも人気です。注意していただきたいのは”ただ塗るだけではない“ということです。
施工不良を未然に防ぐための塗料の選定、塗料を密着させるための洗浄、見栄えを良くし長持ちさせるために必要不可欠な下地処理・補修など。良い仕上がりをお求めの方はDIYで後悔する前に、お近くの塗装専門店へのご相談をおすすめいたします。